Kindleがおすすめな理由 電子書籍の現状と脱紙媒体のメリット

kindle 生活のわだち
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電子書籍という概念は知っていても、我々日本人の生活に普及しないのは何故でしょうか?

かつて2004年頃に、ソニーが「リブリエ」と呼ばれる電子書籍リーダーを日本でいち早く販売したにもかかわらず、数年で事業を撤退しました。

その後、アマゾン社が提供する電子書籍サービス「Kindle」が世界で爆発的にヒットし、日本でも徐々に周知され始めました。しかし、日本での電子書籍の普及率は低く、依然として紙媒体が主流です。

※今回はコミックや雑誌ではなく、活字の書籍を対象に話を進めています。

日本人は保守的なんだから・・・」という結論だけでは処理できない理由がそこにはあります。

当ブログの筆者も長らく電子書籍を嫌厭してきたのですが、ようやく「Kindle」を購入し、今では電子書籍で読書をするのが習慣的になっています。

食わず嫌いで端から否定的な考えを持っている人、多少興味があり購入を考えている人のために、今回は日本で電子書籍が普及しない理由と、実際に「Kindle」を使って感じたメリットを紹介しようと思います。

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日本で電子書籍が普及しない理由

本は紙で読むから味があるのだ!!

日本人の紙に対するこだわりはもちろんですが、コストや利権の理由で、日本では電子書籍を普及させづらいのが現状です。

一般的に物を販売する際に、日本では販売元と販売先の間に仲介業者が介入します。いわゆる拡販・流通の機能を担う「商社」と呼ばれる存在です。出版業界においても、「取次」と呼ばれる仲介業者があり、出版社と書店の間で本の流通を取り持っています。

こういった「商社」やら「取次」を通して物を販売するのは、古くから日本に根付いたビジネスの商流なのです。電子書籍を販売するにあたっても、「電子取次」なる存在が出版社と電子書籍販売所の間に介入して、結構な割合の利益を持っていくみたいです。

電子書籍の場合、紙や印刷のコストが無く、在庫を抱える必要がないため、利益率が高く、安く販売できるイメージがありますよね。しかし、実際のところは、電子化させる技術力がある印刷会社が限られていたり、電子取次の取り分の割合が大きいため、出版社的には電子書籍化するメリットがあまりないのです。あるいは、最終的には著者の許可がなければ電子化できないため、簡単に踏み込めないのが実情です。




Kindleのメリット

いくら日本が電子書籍の普及に不向きな国だからといって、現在では不満なく利用できる水準のサービスは提供されています。

電子書籍のメリットは・・・

  1. 書店よりも確実に品揃えがいい
    →在庫切れの心配なし
     24時間いつでも瞬時に購入可能
  2. 「E Ink」ディスプレイの技術
    →紙媒体と変わらない読み心地
  3. 端末にダウンロードできる
    →本棚不要、持ち運び便利
  4. 書籍の値段が安い
    →キャンペーン、セール、無料
  5. その他「Kindle」の機能豊富
    →防水、辞書、ハイライト…etc

書店よりも確実に品揃えがいい

大都会に住んでいる人からすれば不思議に思うかも知れませんが、基本的に紙媒体の本は全国どこの書店にでも売っているわけではないんですよ。

本の初版は平均5000部程度しか出版されません。かなりネームバリューがあるような作者の新作でない限り、始めから1万部以上出版されることはあり得ません。

さらに「取次」なる仲介業者が、全国の書店の販売実績をデータ化し、実績の高い書店に優先的に配本されていきます。ともすれば、大都会の大手の書店を中心に5000部が振り分けられていくため、地方の本屋さんには届かない仕組みになっています。

書店に足を運んで、タッチパネル検索機で欲しい本を検索したら、在庫がなくて諦めた経験はありませんか? 書店から取り寄せは出来るみたいだけど、入庫するのに2週間以上かかるなんてこともザラにあります。それならアマゾンや楽天で注文しますよね。

こういった理由で、紙媒体の本の場合、ヒット作かつ都会に住んでいる条件でないと入手困難なのです。

一方「Kindle」の場合、在庫切れを気にする必要がありません。何故なら電子書籍に在庫という概念はないからです。大都会の人間が集中的に購入したからといって、田舎の少年少女が買えなくなることはありません。どこに住んでいようと平等に購入の機会が与えられているのです。

わざわざ書店に足を運んで、在庫がなかった場合に消費する時間を考えれば、24時間いつでも数秒で購入できる「Kindle」の方が圧倒的に効率がいいです。

日本は利権上、電子書籍化されている本が少ない、というネガティブな印象ばかりが先行していますが、実際は書店にストックされている本の方が圧倒的に少ないので、購入機会は「Kindle」の方が余裕で恵まれています。

どうせ、あなたが読む本なんて、自己啓発系かハウツー本か、流行りの健康テクニックくらいでしょ? 

その手の本はたいてい電子書籍化されているので心配ありませんよ。




「E Ink」ディスプレイの技術

わざわざ「Kindle」を購入しなくても、他のタブレットでいいのでは?

本当にその通りで、今時iPadやアマゾンのFireタブレットを家族の人数分所有する家庭も珍しくないと思います。いわゆる、ネットサーフィンや動画視聴やその他多くのコンテンツを複合的に楽しむ目的であれば、それらのタブレットが適しています。

しかし、読書に特化した端末が欲しいのであれば、断然「Kindle」をお勧めします。

「Kindle」と他のタブレットの大きな違いは、ディスプレイの種類です。

例えば、あなたが所有するタブレットやスマホは液晶画面ですよね。液晶画面は、液晶上で光を出力して発色しています。そのため暗い場所で最も視認性が高く、太陽の下だと見えづらくなります。あるいは、ブルーライトなるものを発しているため、長時間見続けると目が疲れてしまいます。

一方「Kindle」の画面は、E Ink(電子ペーパー)という技術が採用されています。これは画面から出力される光ではなく、外界の反射光によって視認する仕組みです。そのため、明るい場所で最も視認性が高く、真っ暗闇では見えなくなります。

要するに、紙媒体の本を読んでいる時と同じで、外からの光によって文字を読むことができるのです。

そのため、スマホやタブレットのように、太陽光の下で画面が見えづらくなることはありません。ブルーライトを発していないため、目が過度に疲れることもありません。

実際に使用した感想としては、ほとんど紙の本を読んでいるのと変わらない感覚で読書ができます。もはや、タブレットの画面の部分に紙のページが埋め込まれているのではないか、と思うほど違和感がありません。

快晴の日に公園のベンチで読むにも視認性は抜群です。あるいは、バックライトならぬフロントライトが搭載されているため、事実上暗い場所での読書も可能です。そして何よりも、目がほとんど疲れないので長時間の読書も苦になりません。

「Kindle」のディスプレイは、あなたが所有するスマホやタブレットの画面とは別物、ほとんど紙と変わらない読み心地、と認識していただいて問題ありません。

端末にダウンロードできる

私は本が大好きなので、決して本棚が不要だとは思いません。

本棚はその人の品格が垣間見れる場所だからです。他人の家に行って、杜撰な本ばかりあると、正直幻滅するのは本好きの悪い癖であります。「秒で動け」とか「年収爆上げ」みたいな本ばかり並べられていると、今後の付き合いを考えてしまうかも知れません。

とは言ったものの、文庫本ならまだしも、ハードカバーだとかさばって堪らないですよね。特に持ち歩くには不便すぎます。

あるいは、常に文庫本を持ち歩く習慣がある人なら経験済みだと思いますが、タイミング悪く行きの電車で本を読み終えてしまい、帰りの電車で手持ち無沙汰になると困ってしまいます。

「Kindle」の場合は端末に本をダウンロードしておけるので、かさばる心配がなければ、道中に読む本がなくなる心配もありません。他にも、次の乗り換えまでの時間を想定して、今回は短編小説を読もうとか、じっくり長編の続きに耽ようとか、状況や気分にあった本を瞬時に選べます。

ちなみに「Kindle」の端末容量は8GBと32GBの2種類があります。ダウンロードできる冊数は下記のようなイメージになります。

 8GB 32GB
 小説  約1300冊  約5200冊 
 漫画 約110冊 約440冊
 雑誌 約40冊 約160冊

※本によってページ数やデータ容量が異なるため、上記はあくまで目安になります。

文字データメインの小説や新書、あるいは啓発・ハウツー系を読むのであれば、8GBで充分です。一方、漫画や雑誌を読むのであれば、32GBがお勧めです。

とは言え、本を購入しても端末から一時的に削除することが可能なので、出かける前に厳選すれば、いずれも事足ります。端末から削除したからといって、再度購入する必要はありません。




書籍の値段が安い

先に説明したように、商流やコストの関係で、日本では電子書籍の値段はほとんど紙媒体と変わりません。物によっては文庫本よりも電子書籍の方が、数十円・数百円安い場合もあります。しかし、その程度の価格差であれば、電子書籍に馴染みが無い人には魅力的では無いですよね。

ところがKindleには価格に関する下記のような利点があります。

  • Kindle月替わりセール
  • Kindle日替わりセール
  • アマゾン・プライムデー
  • 無料本

Kindle月替わりセール」はその名の通り、特別価格で購入できる書籍が毎月変わるキャンペーンです。「Kindle日替わりセール」も同様に、日毎に割引商品が変わるキャンペーンです。

Kindle端末のストア画面、あるいはPCやスマホでアマゾンのサイトにアクセスすると、「月替りセール」「日替わりセール」のページがあります。対象書籍がランキング形式で表示されています。そのほとんどが半額程度で購入できるので、書店で購入するよりも断然お得です。

あるいは、年に一度開催される「アマゾン・プライムデー」では、プライム会員の場合は、対象書籍が最大70パーセント割引で購入できます。こういったキャンペーンの機会を見計らって、大量の読みたい書籍をまとめて激安で買うのもいいかも知れません。

さらに作者没後70年が経過した、著作権切れの作品は無料で手に入ります。

太宰治も芥川龍之介も夏目漱石も宮沢賢治も、無料でダウンロードできるのです。

文学作品をガッツリ読んでみたいと思っている方は、わざわざ本屋で「○○大全集」という結構値段が張るシリーズを買ったり、ブックオフでくたびれた100円の文庫本を買わなくても、Kindleで無料で読めます。なおかつ、紙媒体だと短編小説は数作品まとめて1冊に収録されますが、電子書籍の場合は1作品単位でダウンロードできます。気軽に文学作品に挑むことができてお勧めです。

その他「Kindle」の機能

既に紹介した利点だけで十分購入する意味があると思いますが、その他にも便利な機能はたくさんあります。

防水機能

入浴中に何の教養にも繋がらない動画やSNSをスマホで見ているあなた。

何故、本を読まないのか、それは紙媒体をお風呂に持ち込むとふやけてしまうからです。しかし、Kindleなら防水機能が搭載されているので、半身浴中も心置きなく読書に集中できます。

10分〜20分程度の入浴時間でも毎日が積み重なれば、無教養な動画を観るのと、読書をするのでは、その差は圧倒的です。あなたは自分の人生をどう生きるのだろうか。

辞書機能

日本語は不思議なもので、文中に知らない漢字や単語が登場しても、漢字の作り・組み合わせや、前後の文脈から、おおよその意味が想像できます。

そのため読書の際に、分からない言葉が登場しても、すっ飛ばして先に進むことがありますよね。あるいは、スマホで検索して一時的に読み方や意味を把握しても、次登場した時にはすっかり忘れていて、もどかしくなることも多々あります。

安心してください。Kindleには辞書機能が搭載されているので、分からない漢字や熟語をタップすれば、瞬時に辞書が立ち上がります。ともすれば紙媒体で読書をするよりも、電子書籍の方が一層理解が深まる潜在能力を秘めています。

ハイライト機能

ハイライトは、私個人が特に多様する機能なので特別に紹介します。

それと言うのも、私は読書をする際に気に入った文章や、心を打たれた文章表現をメモする癖があるからです。ところが後にメモを見返すと、どの作品の何ページの文章なのか記すのを忘れており、途方にくれる経験が何度もありました。

Kindleの場合は、気になる文章をハイライトに保存し、後にリスト形式で見返すことができます。いずれのハイライトデータも作品と紐づいているため、途方にくれる心配はありません。

教養本などを読む場合は、後に読み返したい重要なページがあると思います。そんな時にハイライトに登録しておけば、いつでも目的のページを瞬時に表示できるのでかなり便利です。




スバリこのKindleを買え!

ようやくKindleを購入する決心がついたあなたは、端末の種類で迷ったはずです。

現在Kindleは3形態販売されています。「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Oasis」と順番にハイスペックになっていきます。さらに諸機能の有無、容量なども選べます。

本来なら、各スペックを比較して、自分にあったモデルを選んでください、なんて丁寧に説明するべきかも知れませんが、この際私の独断で提案します。

ズバリ、「Kindle Paperwhite(8GB、wifiモデル、広告あり、Kindle Unlimitedなし)」を購入すれば間違いありません。

13,980円」です

最もロースペックな「Kindle」は、防水機能がなく、画面の解像度が低く、端末容量も4GBに限られるので除外させていただきました。

最もハイスペックな「Kindle Oasis」は色調調整ライトがあったり、ページ移動ボタンがあったり、画面サイズが他より1インチ大きかったり、流石に大きな違いがあります。しかしどれも不要、無駄な飾り付けに過ぎません。それに価格は「3万円超え」です。正直、電子書籍端末に3万円以上かけるのはナンセンスです。

文字データをメインで読むなら「8GB」で事足りますが、もし漫画や雑誌を読むつもりなら「32GB」でもいいかも知れません。

プラス5,000円で「wifi + 無料4G」モデルを購入すれば、出先でも本をダウンロードできます。しかし、自宅にwifi環境が整っていればあえて出先でダウンロードすることもないと思います。あるいは、スマホのデータプランで通信料無制限を選ばれている方も多いはずです。その場合はテザリングすれば出先でも本を購入したりできます。よって、「wifiモデル」を推奨します。

「広告」に関しては、スリープ画面と本棚の下部に表示されます。スマホで下品なサイトを見ている方は広告について敏感になっているかも知れません。しかし、Kindleの広告は読書ページに表示されないので正直あってもなくてもそれほど変わらない、ほとんど気にならない程度のものです。あえて、プラス2,000円払って、広告を消す必要はないでしょう。

「Kindle Unlimited」はいつでも加入できますので、あえて最初から選択する必要はありません。

まとめ

  • 日本は電子書籍が普及しづらい
    →商流と利権の問題
  • 書店よりも確実に品揃えがいい
    →在庫切れの心配なし
     24時間いつでも瞬時に購入可能
  • 「E Ink」ディスプレイの技術
    →紙媒体と変わらない読み心地
  • 端末にダウンロードできる
    →本棚不要、持ち運び便利
  • 書籍の値段が安い
    →キャンペーン、セール、無料
  • その他「Kindle」の機能豊富
    →防水、辞書、ハイライト…etc
  • 「Kindle Paperwhite」を買え!
    8GB、wifiモデル、広告あり
    Kindle Unlimitedなし




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