散文のわだち 夏目漱石『坑夫』あらすじ解説|最も評価が低い隠れた名作 夏目漱石の作品で最も評価が低い『坑夫』のあらすじ紹介。 漱石が職業作家になって二作目の小説、『虞美人草』に次いで発表された。漱石文学には珍しく、他者の体験を題材にしたルポタージュ小説になっている。村上春樹がフェイバリットに上げていることでも有名。作中で明かされた青年の抱える恋愛関係のもつれや、鉱山に入った青年の精神葛藤を徹底的に考察! 2023.08.05 散文のわだち
文豪のわだち 【文豪三大クズ】石川啄木エピソード|借金生涯・ローマ字日記の内容 明治時代の詩歌人・石川啄木。わずか26年の生涯で『一握の砂』『悲しき玩具』などの詩集を残した。一方、私生活は滅茶苦茶で、借金を踏み倒し、妻子を置いて遊郭に通い、遊女とのプレイを「ローマ字日記」に記し・・・本記事では、「ローマ字日記」の内容を引用しながら、石川啄木のクズエピソードを紹介する。 2023.07.31 文豪のわだち
散文のわだち 夏目漱石『こころ』あらすじ解説|教科書の名作 乃木希典の殉死 夏目漱石のおすすめ代表作『こころ』のあらすじ紹介。 日本で最も売れている小説。現代文の教科書に掲載され今も広く親しまれる名作。一方で現代人の価値観では物語が理解できないという声も多い。先生の罪悪感の正体、先生が自殺を決意した理由とは。明治天皇の崩御と、乃木希典の殉死に注目して考察! 2023.07.26 散文のわだち
散文のわだち 川端康成『山の音』あらすじ解説|戦後日本文学の最高峰 川端康成のおすすめ代表作『山の音』のあらすじ紹介。川端文学の中で最も評価が高く、戦後日本文学の最高峰に位置し、海外でも人気が高い名作。死を意識し出した老年の主人公の目線で、敗戦後の虚脱し切った日本社会と、倫理を失った若者たちの堕落が描かれる。物語を徹底的に考察! 2023.07.21 散文のわだち
おすすめ作品 アルベール・カミュおすすめ代表作7選|不条理文学の傑作を紹介 フランスを代表する作家アルベール・カミュ。不条理文学の旗手としてカフカと共に人気が高い。本記事では、カミュのおすすめ代表作7選を紹介しています。「異邦人」以外の代表作も、新潮文庫のおすすめ訳で紹介! 2023.07.17 おすすめ作品
フランス文学 カミュ戯曲『カリギュラ』あらすじ解説|狂気的なローマ皇帝 不条理三部作 アルベール・カミュの代表作『カリギュラ』のあらすじを考察。 狂気的な暴君で有名なローマ皇帝カリギュラを描いた戯曲。日本では小栗旬や菅田将暉が主演を務めて何度も舞台化されている。なぜカリギュラは暴君に豹変したのか。自分を神格化することで彼は何を実現しようとしたのか。実存主義の観点から徹底的に考察! 2023.07.13 フランス文学散文のわだち
散文のわだち 遠藤周作『女の一生』あらすじ解説|キク・サチ子の場合「沈黙」の続編 遠藤周作のおすすめ小説『女の一生』の内容を紹介。代表作『沈黙』から200年後の、幕末のキリシタン弾圧、さらに70年後の戦時下のキリシタンの葛藤が描かれる。キクの自己犠牲の愛は何をもたらしたのか。修平の信仰と戦争の葛藤に救いはあるのか。徹底的に考察! 2023.07.09 散文のわだち
おすすめ作品 Audible(オーディブル)で聴く芥川賞おすすめ10選 Amazonの聴く読書オーディブル(audible)は、小説やビジネス書、様々なジャンルが聴き放題のサービスです。本記事では、オーディブルで聴くことができる芥川賞作品おすすめ10選を紹介します。1ヶ月無料トライアルもあるので是非試してみてください。 2023.07.05 おすすめ作品
散文のわだち 中島敦『山月記』あらすじ解説|教科書の名作を考察 中島敦のおすすめ小説『山月記』の内容がすぐ分かる。教科書に掲載される名作のテーマの裏に隠された真実を考察。臆病な自尊心はいつか自分の身を亡ぼす!?果たして李徴は何故虎になってしまったのか、徹底考察! 2023.07.01 散文のわだち
散文のわだち 川端康成『古都』あらすじ解説|生き別れになった双子の物語 川端康成のおすすめ小説『古都』の内容を紹介。近代化で失われていく京都の魅力と、生き別れの双子の数奇な運命を描いた代表作。海外から人気が高く、ノーベル文学賞の対象作品に選ばれた。物語について徹底的に考察! 2023.06.27 散文のわだち