【日本文学】歴代ベストセラー小説ランキング10選

ベストセラー日本 おすすめ作品

日本では10万部以上売れればベストセラーと定義されることが多いです。

本記事では、歴代の売上部数によって日本文学をランキング形式で紹介しています。

どれも日本が誇るべき名著ですので、気になった作品があれば是非読んでみてください。

▼目次をタップすると全作品が表示されます。

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1位『窓ぎわのトットちゃん』黒柳徹子

800万部!黒柳徹子の自伝的小説

発表時期   1981年(昭和56年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
女優・タレントとして有名な黒柳徹子(トットちゃん)は、子供時代は落ち着きがなく、小学校を退学になっています。そして新たに転入した「トモエ学園」は、自由でユニークな校風の学校でした。「きみは、ほんとうは、いい子なんだよ!」と言ってくれた恩師である校長先生との出会いを描いた、感動の物語。

日本のみならず、世界35ヶ国で翻訳される、戦後最大のベストセラー作品。

2位『こころ』夏目漱石

718万部!教科書掲載必須の名著

発表時期   1914年(大正3年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
主人公が出会った「先生」の後ろ暗い過去が書簡形式で綴られる名作。親友Kとお嬢さんとの三角関係。明治時代の終焉と乃木希典の殉死。変わりゆく価値観の中で、人間の深い部分にあるエゴイズムと倫理との葛藤を徹底的に描き切った名作。

日本で一番売れている小説」と称されるように、誰もが一度は読んだことがある作品。再読すると、学校教育では教わらない闇が見えてきます。

3位『人間失格』太宰治

670万部!自殺を繰返した太宰の自伝的小説

発表時期   1948年(昭和23年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
道化を演じる葉蔵の、幼年期から青年期までを描いた破滅的な物語。父親との確執、女性問題、思想の敗北、アルコール・ドラッグ依存、自殺未遂、その果てに待ち受ける人間失格。人を信じれなくなった道化は、どこまでも堕ちていく・・・。

夏目漱石の『こころ』と何十年にもわたり累計部数を争う名著。誰しもが少なからず抱える人間の闇を包み隠さず描いた、紛れもないあなたの物語。

4位『永遠の0』須本壮一

546万部!映画化で話題になった作品

発表時期   2006年(平成18年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
終戦間際に特攻で戦死した実の祖父の謎を、孫たちが解明する物語。「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男」「海軍軍人の風上にも置けない奴」と揶揄される祖父。戦時中にも関わらず、生きることの大切さを忘れなかった、彼の壮絶な人生が紐解かれる・・・。

放送作家として『探偵!ナイトスクープ』などを手がける百田の作家デビュー作。小説のみならず、映画、コミック共にベストセラーを記録した記憶に新しい名著。

5位『坊っちゃん』夏目漱石

412万部!元祖学園ドラマ 教員同士の闘い

発表時期   1906年(明治39年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
無鉄砲でわんぱくな「坊っちゃん」が数学教師として赴任したのは、姑息な教頭が牛耳る学校。個性的な教師との交流の中で、教頭の悪事を暴こうと、坊っちゃんがひと暴れする、ユーモアたっぷりの物語。果たして坊っちゃんは、教頭との対決に勝てるのか・・・?

実際に愛媛県で教員として勤めた夏目漱石自身の経験を元に執筆された小説。他作品と比べてかなり大衆的なため、「こころ」と並んで多くの人に愛読される名著。

6位『雪国』川端康成

408万部!ノーベル文学賞の対象作品

発表時期   1935ー1947年   
(昭和10ー22年)
ジャンル中編小説

■あらすじ
トンネルを抜けた先にある雪国で、主人公が出会った二人の女性について描かれる物語。ひたむきに生きる女たちの、ゆらめきと残酷な運命。愛し生きる女の情熱の哀しい徒労が、美しい抒情的な文章で描かれる、日本文学屈指の芸術作品。

海外での評価も高い、ノーベル文学賞の審査対象となった作品。約13年の歳月をかけて完成に至った、日本が誇るべき最高傑作。

7位『友情』武者小路実篤

407万部!恋愛小説の最高傑作

発表時期   1919年(大正8年)   
ジャンル中編小説

■あらすじ
脚本家の野島と、新進作家の大宮、厚い友情で結ばれた彼らを取り巻く恋愛の物語。野島は杉子という女性を熱愛するが、杉子は大宮に恋焦がれていた。三角関係によって失恋した大宮は、仕事の上で大宮と決闘することを誓う・・・。

時代を超えて読み継がれる、青春時代の友情と恋愛を描いた名著。作者が創設した村落「新しき村」の若者たちに向けられたメッセージは、現代の若者にも色褪せない。

8位『斜陽』太宰治

394万部!流行語で社会現象になった作品

発表時期   1947年(昭和22年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
戦後の華族制度廃止で没落貴族となった姉弟の生き様を描いた物語。移りゆく価値観の中で、それぞれが禁断の恋に落ち、悩み苦しむ姉弟。新しい価値観の中で強く生きていくか、かつての貴族としての価値観の中で死んでいくか。時代の過渡期、若者は苦渋の選択を迫られる・・・。

発行当初からベストセラーを記録。没落した上流階級の人々を指す「斜陽族」が流行語となり、国語辞典にも掲載。社会現象を巻き起こした太宰の傑作。

9位『潮騒』三島由紀夫

380万部!映画化をめぐり争奪戦が勃発

発表時期   1954年(昭和29年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
恋人同士の漁夫と海女が、障害や困難を乗り越え、純愛が成就するまでを描いた物語。父親によって逢瀬を禁止されても恋を諦められない。そんな二人の裸の肉体と肉体がぶつかり合う美しさが、自然の美と重ね合わせて描かれる。

刊行後すぐに複数の映画会社が映画化をめぐり争奪戦を勃発。海外でもベストセラーを記録する、他作品と比べて健康的な純愛小説。

10位『破戒』島崎藤村

374万部!被差別部落を題材にした問題作

発表時期   1906年(明治39年)   
ジャンル長編小説

■あらすじ
被差別部落出身の主人公は、その身分を隠すよう父から言われていた。その戒めを頑なに守り成人し、小学校教員となった主人公。しかし被差別部落出身であることが噂になったり、同じ出生の友人が壮絶な死を遂げたり、追い詰められることになる・・・。

自然主義文学の金字塔。夏目漱石が「後世に伝ふべき名篇」と評価。社会的テーマに斬り込んだ壮大な文学。

ランキングまとめ

1位『窓ぎわのトットちゃん』800万部
2位『こころ』718万部
3位『人間失格』670万部
4位『永遠の0』546万部
5位『坊っちゃん』412万部
6位『雪国』408万部
7位『友情』407万部
8位『斜陽』394万部
9位『潮騒』380万部
10位『破壊』374万部

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海外文学の売上部数ランキングは下の記事にて紹介しています。

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太宰治の映画がおすすめ

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太宰治に関する映画は多数発表されています。

・『人間失格』生田斗真主演
・『ヴィヨンの妻』
松たか子主演
・『グッドバイ』
仲村トオル(演劇)
・『人間失格 太宰治と3人の女たち』小栗旬主演

中でも『人間失格 太宰治と3人の女たち』は、山﨑富栄と心中するまでの怒濤の人生が描かれており、特に人気が高いです。

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